香川大学の化学

こんにちは!塾長の青島です。本日は香川大学の化学を扱います。
再受験をスタートさせて1年目、理科もそれなりに学んできたという方にとっては、再受験に寛容で、易問高得点型ではもっとも受験しやすいといえる大学になってくると思います。

さて、問題はこちらです。

解答 5.0g

セルロースは植物細胞壁の主要な成分で、単糖のグルコースが多数重合した高分子ですね。すなわち、重合度をnのセルロースを加水分解すると反応式は以下のようになります。

この反応式がサッとかけたかどうかが勝負になったかもしれません。この反応式より、セルロース4.5gから得られるグルコースの質量は

となります。

さて、次の問題です。

解答 73%

アルコール発酵の反応式は次の通りです。

今、二酸化炭素の体積について300K, 1.013×105 Paという条件が与えられていますから、これを標準状態に変換することで22.4 L / molを用いることができます。すなわち、300K, 1.013×105 Paにおいて1.00Lの二酸化炭素の物質量は、

となります。このように、気体は体積を物質量に自在に変換できるようにしてください。

さて、今回求めたいのは5.0gのグルコースの何パーセントが上記反応式によって二酸化炭素に変換されたかということです。これは、グルコース5.0gを物質量に変換した上で、求めたい値を文字xで置いて立式、計算して求めます。注意すべきは、1molのグルコースからは2molの二酸化炭素が生じるということです。すなわち

が成り立ちます。これを計算すると、x≒73%、得られたグルコースの73%がアルコール発酵したことになります。

いかがだったでしょうか。香川大学の化学、大問の後半から抜粋で出題しましたが、難易度としては重要問題集のAに含まれるレベル感だったと思います。一方で「どこかでみたな」という程度では反応式が正しく立てられず手が止まってしまいます。

重要問題集のAについては曖昧なところがないように完成させましょう。Aだけで勝負できる医学部は他にもありますから、重要問題集のBに進むのはそれからでも良いです。もちろん他の問題集を使っている方もいらっしゃるでしょうから、その場合は個別に相談していきましょう。

お疲れ様でした!

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