宮崎大学の英語

こんにちは!塾長の青島です。
本日は宮崎大学の英語を取り上げます。

特徴としては、読解に加えて英作文が重視されていること、また問題文が英語であること、年によっては「絵を描かせる」問題が出るといった考えさせる問題が多いことが挙げられます。

共テ比率が60%と高いですが、共テでうまくいったが実際は落ち着いて考える方が得意という方には出願先として候補になる大学だと思われます。再受験生も入学しているようです。

さて問題ですが、まずはこちらをみてください。

こちらは当塾で英文を取り上げる前に出題した毎日テストの一つなのですが、ご覧のようにそもそも問題が何を問うているかを把握しなければなりません。

和訳例は下記の通りです。
上から見た犯行現場の概略を一つの四角の中に描け。図では、方向を示すための「N」(北)という記号を使い、長さを書くこと。上記の「場所」のセクションで述べられたものすべてがどこに置かれているのかを、簡単な形を描き、それらに名前を書くことによって示すこと。

looking from above「上から見た」の意味やmeasurements「長さ」の意味を把握する必要があります。問題を正確に理解しなければならない点が宮崎大英語の難しいところです。

その上で本文を見てみましょう。

こちらを見ると、東、西といった方向の説明やmeasures 7 metersという言葉遣いから「7メートルの長さがあり」という「長さ」の意味でmeasuresが使われていること、そしてL-shapedなど形についての言及がなされていることが確認できます。問題ではmeasurementsの意味が取りきれなかったとしても、本文と問題文を照らし合わすことで何とか題意が掴めたかもしれません。また単語としてsafe「金庫」などが問われています。

以上より、英文を元に図を描いたものが↓の通りです。

いかがでしょうか。この問題では
全体の位置(Nの方向)と形(7×5m)・・・2点
objectsそれぞれの名前、場所と形・・・各2点
で採点した場合に20点満点となりますが、問題が正確に読み取れいてれば満点近くが得点可能な一方、問題文の意味が分からないとほとんど得点できないという問題になります。

ここで、問題の意図を考えてみましょう。さらに、できれば大学の求める力を考えてみましょう。最近の共通テストはもっぱら情報処理に近い様相を示していますが、英作文を出題したり問題文が英語であったりすることを踏まえると、宮崎大学は共テと対照的に英語で考える力を要求しているように思われます。特にこの問題では、英文から状況をイメージする力があるか、英語で質問されて的確に答えられるかといった力を試す意図があったと思います。

宮崎大学に限らず国公立大学の英語では、英文を読みながら段落の関係を図示する力、問題が何を問うているかじっくり考える力は非常に重要になってきます。9月になり過去問を意識する生徒さんも増えてきました。特に宮崎大学のように傾向が特殊であったり傾向が変化したりする大学については、求められる力に対して自分に足りない力は何か過去問から逆算して自己分析を進めていってください。お疲れ様でした!




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